スタッフブログ

外壁塗装専門店プロタイムズ北名古屋店・プロタイムズ春日井中央店です。

〓〓〓〓〓

外壁の爆裂現象について解説

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

外壁の劣化症状の1つである「爆裂」という現象をご存じでしょうか？

放置していると建物の構造体に深刻なダメージを与えることになってしまいます。

爆裂が起こるメカニズムや、未然に防ぐための対応策などをご紹介いたします。

爆裂現象とは

「爆裂現象」とは、鉄筋造の建物でしばしば見られる劣化症状です。

水分の侵入などによって内部の鉄筋が錆びつくと、徐々に膨張して周囲を押し上げていきます。やがて、内部からの圧力に耐えられなくなった外側のモルタル等がひび割れ、破裂したように砕けて欠損を起こします。

これが「爆裂現象」です。

■原因

内部の鉄筋が錆びることが爆裂の原因です。では、なぜ鉄筋が錆びるのでしょうか？

鉄筋はコンクリートで外部から守られていますが、経年劣化によって鉄筋の周囲のコンクリートが徐々に中性化していくことで錆が発生します。

あるいは、地震などの影響で外壁に亀裂ができたり、屋上やベランダなどの防水部が劣化したりすることで、水や空気が入り込み鉄筋を錆びつかせる場合もあります。

■初期症状

爆裂は外壁の内側、見えないところで錆が広がることが原因で起こる現象です。

初期症状としては、クラックや塗膜剥離、わずかな膨らみなどが挙げられます。

また、外付けの金具などが無い場所で、外壁が茶色く変色しているように見えたら要注意です。内部で発生したサビが表面ににじみ出ている可能性があります。

外壁の塗膜の表面が細かくひび割れるようなヘアークラックのうちは大きな問題ではありませんが、壁材そのものが割れてしまう深いクラック、少しずつ亀裂の幅が広がっていくようなクラックは危険信号です。

クラックや塗膜剥離は様々な要因から発生するため、爆裂が起きているかどうかを初期のうちに見極めるのは非常に困難で、早期発見のためには専門家に調査を依頼するのが早道と言えます。

プロタイムズ北名古屋店では、外壁や屋根の塗装工事に関する相談や建物診断などを無料で受け付けています。　

▼プロタイムズ北名古屋店ショールームの来店予約はこちら▼

爆裂現象が建物へ与える影響

■耐久性の低下

爆裂によって外壁のひび割れや欠損が起き、そこから更に水が入り込んでまた内部が劣化し…という悪循環が起き、建物の耐久性は下がり続けます。

また、一度発生したサビは自然に治ることはなく進行する一方です。鉄の強度を下げ、腐食して脆くなっていきます。

■落下物の危険性

建物の高い位置で爆裂現象が起きた場合、高所からコンクリ片などが落下する危険性があります。落下物によって波板に穴が開いた、車が凹んだ、などの二次被害に繋がる場合もあり、運が悪ければ人に当たってしまう可能性もあります。

■美観性の悪化

爆裂現象が進行すると、錆汁が滲んで外壁を汚したり、外壁の一部が崩れたり欠けたり、といった症状が起きます。これらは建物の美観性を損ねることになります。

爆裂箇所の補修方法

爆裂現象が起きた外壁。表面が剥がれ落ちて、鉄筋が一部露出している状態です。

周辺の脆くなった部分や浮いた部分を斫ってそぎ落とします。

金属ブラシなどを使って、鉄筋部分のサビを落とし、防サビ処理を行います。

プライマー塗布後、モルタル等で欠けた部分を埋め、平らにならします。

既存の外壁に合わせて塗装を行います。場合によっては「パターン付け」という、補修跡が目立たないようにわざと凹凸を付けて馴染ませる作業も。

補修完了です。

爆裂現象の進行を防ぐには

外壁の欠損など、爆裂の症状の深刻化を防ぐにはどうすればよいのでしょうか？

一番のポイントは、やはり「早期発見」です。

■定期的な点検

早い段階で外壁の違和感を見つけるためには、自宅の周りをぐるっと一周しながら、外壁の状態を確かめる作業を定期的に行うことをおすすめいたします。

自分では見分ける自信がないという方や、クラックを見つけたけれど緊急性が分からないという方は、外壁塗装の専門店へ一度ご相談ください。

外壁の状態をチェックしてもらい、次のメンテナンスのタイミングなどのアドバイスを受けることができます。

■早めのメンテナンス

外壁の劣化は、状態が悪くなるほど補修作業が大掛かりになり、費用も高くなってしまいます。

初めのうちはゆっくりと進行しているように見えても、一度水が入ると急激に傷んでいくのが住宅の劣化の怖い所でもあります。

外壁補修というのは、「それ以上悪くならないようにすること」であり、「新築の状態に戻すこと」ではありません。

劣化状態が軽微なうちにこまめに手入れをすることで、家を綺麗な状態で長く保つことができるようになります。

■適切な補修

クラックひとつを取っても、「ただ隙間を埋めればいい」というわけにはいきません。

補修方法を間違えると、かえって劣化を早めたり、別の不具合が起きたりすることもあります。

確かな専門知識を元に、適切な補修を行ってくれる業者に依頼することが重要です。

業者選びの際には、外壁の状態、劣化の原因、建物の構造や補修方法などを理解しているか、それをきちんと説明してくれるかどうかを確かめましょう。

▼あわせて読みたい

プロタイムズ北名古屋店・プロタイムズ春日井中央店では住まいに関する無料相談・無料診断を受け付けております。「どこに頼めばいいか分からない」といったお悩みも、どうぞお気軽にお問い合わせください。

外壁塗装をはじめ、住宅の修繕・メンテナンスの専門店として、各種ご相談に丁寧にお応えいたします。

＞＞住まいの無料診断依頼

＞＞施工事例を見る

外壁塗装はプロタイムズ北名古屋店・プロタイムズ春日井中央店｜株式会社ツジ建装へ

北名古屋市、清須市、名古屋市、春日井市、小牧市の外壁塗装・屋根塗装・防水工事お任せください！

Instagram更新中！

• Instagram