スタッフブログ

外壁塗装専門店プロタイムズ北名古屋店・プロタイムズ春日井中央店です。

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塗装工事を値段だけで決めてはいけない理由

 

今の家に長く住み続けるためには、外壁塗装は必要不可欠。しかし、塗装工事は規模の大きなリフォームになるため、どうしても高額になりがちです。

高い買い物で失敗したくない、と思って相見積を取るのは当たり前。ですが、安易に「安さ重視」で決めてしまうのは危険かもしれません。

なぜなら、家電や自動車といった既製品を購入するのとは全く異なる買い物だからです。職人が手作業で行う塗装工事は、「どこでやっても同じ」とはいかないのが実情です。

相見積で価格に差が出る理由や、激安見積りに気を付けなければいけない理由を解説していきます。

 

塗料の種類と塗布面積

塗装工事における最も重要なポイントは「塗料の種類」と「塗布面積」です。

見積金額が大きく変わるとすれば、使用する塗料の違いがまず第一に挙げられます。塗料というのは既製品ですから、定価が決まっています。安い塗料、高い塗料というのが当然あるわけです。

今は材料費も年々値上がりしており、外壁塗装の見積で塗料代が占める割合は大きなものです。そのため、費用を抑えたいならまずは塗料に注目しましょう。

外壁用の塗料には「アクリル塗料」「ウレタン塗料」「シリコン塗料」「フッ素塗料」「無機塗料」などの種類があり、それぞれ性能や耐久年数が異なります。

 

戸建て住宅というのは、一般的には何十年も住み続けるものです。そのため、塗装工事においては生涯コストというものを考える必要があります。長い目で見て、あと何回くらい工事のタイミングが訪れるのか。グレードの低い塗料を選べば一回の工事費用は安くなりますが、その分塗装サイクルが短くなってしまいます。

いずれ取り壊す、あと10年くらい住めればいい、という場合に20年以上も耐用年数のある高性能な塗料を選ぶ必要はありません。ですが、あと30年以上家を保たせたいという場合、耐用年数の短い塗料では3回工事が必要になり、耐用年数の長い塗料なら2回で済む、となったら、トータルで見ればハイグレード塗料の方が結果的にコストを抑えられる、ということも少なくありません。

こうしたライフプランに合わせて塗料選びの相談ができると安心ですね。

 

次に塗布面積について。建物の外壁の総面積から、窓や玄関といった建具の開口部を除いた面積を塗布面積と呼びます。塗料は㎡あたり何㎏と塗布量が決められています。これを正しく守らないと、どんなに性能の良い塗料を使っても、劣化が早まったり不具合が起きたりする可能性が高まります。つまり、不良施工の原因になるのです。

家の形、階数、開口部のサイズや数によって家ごとに塗布面積は異なります。そのため、広告や見積りで「○○坪で○○万円」と安さを謳う業者には要注意です。

同じ坪数の家であっても、塗布面積まで同じとは限りません。正確な塗布面積を算出していない見積りでは、塗料が何缶必要なのかが分からず、基準よりも少ない塗布量で施工されてしまう恐れがあります。缶数が少なければ当然、見積りの金額は安くなりますが、いつ不具合が起きてもおかしくないという不安を抱えることになってしまいます。 

 

激安見積りの注意点

3社以上相見積を取った中で、他より飛び抜けて安い破格の見積があった場合は、要注意です。

他社の見積には「ある」ものが、激安施工店の見積には「ない」可能性が高いからです。

 

たとえば、工事の項目が分かれて「ない」。何でもかんでも一式でまとめられていませんか?

たとえば、塗料の製品名や使用缶数が書いて「ない」。何をどれだけ使うのか明記されていない見積はトラブルの元です。

たとえば、塗布面積が書いて「ない」。正確な塗布面積を計算せず、坪数だけでさっと出てくる見積りは、内容に根拠がなく施工品質の低下に関わってきます。

たとえば、コーキング工事が打ち替えになって「ない」。安さ重視でコーキングは全部打ち増し、という業者もいますが、コーキングは家を守るために非常に重要な役割を担います。ここをおろそかには出来ません。

たとえば、ベランダの防水工事が入って「ない」。きちんとした防水工事をせず、トップコートだけで安く見せている場合もあります。

たとえば、付帯工事が書いて「ない」。やっておきます、と口約束で済まされてしまうことも。これもまたトラブルの元です。付帯部はどこを直して、どこを塗るのか?きっちり見積書に記載してもらいましょう。

 

この他にも、人件費を削って価格を下げているパターンなども考えられます。その場合、本来必要な工程を省いて、職人の拘束日数を短くすることで人件費を抑えているといった可能性もあります。

工期の短さを売りにしている所もありますが、下地処理や乾燥時間など、十分な工期が確保されないことで不良施工に繋がるケースは枚挙にいとまがありません。人件費を大きく削ることは、大きな不具合の原因になり得ます。 

 

まとめ

塗装工事は家を長く守っていく為に必要なメンテナンスです。値段だけを見て品質を犠牲にしてしまっては本末転倒。だからこそ、「どうしてこの値段なのか?」をしっかり見極める必要があります。

安すぎる見積りには「安い理由」があります。本当にその値段で安心安全な工事ができるなら、どこも同じ価格でやっているはず。そうでないということは、何かを削っているから安いのだ、ということです。その削られた何かが、実はあなたの住まいを守るための重要な要素かもしれません。

相見積りを取ったら、中身を丁寧に比較・検討して、他社との違いや疑問点をそれぞれの業者に投げかけましょう。家の傷み具合について、塗料について、工事の内容について…専門的なことは分からないからと曖昧なままにせず、どんどん質問して、信頼出来る施工業者を見つけてください。

 

 

 

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