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【2025年最新】先進的窓リノベ2025事業とは?
2025.04.25
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先進的窓リノベ2025事業について解説

「住宅省エネ2025キャンペーン」の4つの事業のうちのひとつ「先進的窓リノベ2025事業」。
補助の対象となるリフォーム工事や補助額、申請の期間・方法など、詳しく解説していきます。
先進的窓リノベ2025事業の概要
先進的窓リノベ2025事業公式HPより(https://window-renovation2025.env.go.jp/about/)先進的窓リノベ2025事業は、既存住宅の早期の省エネ化を図り、エネルギー費用負担の軽減及び住まいの快適性の向上と、2030年度の家庭部門からのCO2排出量66%減、「ウェルビーイング/高い生活の質」の実現に貢献するとともに、先進的な断熱窓の導入加速により、価格低減を促進することで関連産業の競争力強化・経済成長を実現し、くらし関連分野のGXを加速させることを目的とする事業です。
昨年度にも実施された、非常に人気の高い補助事業です。今年度の先進的窓リノベ2025事業の予算は1,350億円となっており、1戸あたり最大200万円の交付が可能です。
補助対象事業
戸建、共同住宅によらず、既存住宅に行う開口部の断熱性能を向上する事業
補助額は、補助対象工事により設置する製品の性能と大きさ、および設置する住宅の建て方に応じた、製品ごとの補助額(定額)の合計となり、1戸あたり200万円を上限としています。ただし、交付申請は合計補助額5万円以上の工事が対象になります。
補助対象が重複しなければ、「住宅省エネ2025キャンペーン」内の他の支援事業との併用も可能です。
補助対象工事について
建築から1年以上経過している住宅か、人が居住したことのある住宅が対象です。不動産登記等で用途が住宅以外に分類されている建物や、住宅以外の用途(店舗等)で現在使用している建物は対象外となります。
住宅の建て方(戸建か集合住宅か)、窓の性能区分、ガラスのサイズによって補助額が変動します。
①ガラス交換
既存窓のガラスのみを取り外し、既存サッシをそのまま利用して複層ガラス等に交換する工事。
開口部が複数のガラスで構成されている場合は、交換したガラスの枚数に応じた金額が補助されます。
補助額:ガラス1枚あたり(小)5,000~11,000円/(中)19,000~34,000円/(大)30,000~55,000円
②内窓設置
既存窓の内側に新たに内窓を新設する、または既存の内窓を取り除き新たな内窓に交換する工事。
外壁の開口面から屋内側50cm以内に平行に設置するものが対象となり、出窓に内窓を設置する場合は、形状などによっては補助対象にならない場合があります。
補助額:1製品あたり(小)12,000~46,000円/(中)18,000~72,000円/(大)26,000~106,000円
③外窓交換(カバー工法)
本事業における外窓の「カバー工法」とは、既存窓のガラスを取り外し、既存窓枠の上から新たな窓枠を覆い被せて取付け、複層ガラス等に交換する工事を指します。
補助額(戸建・低層集合住宅):1製品あたり(小)58,000~109,000円/(中)87,000~163,000円/(大)117,000~220,000円
補助額(中高層集合住宅):1製品あたり(小)62,000~112,000円/(中)101,000~181,000円/(大)148,000~266,000円
④外窓交換(はつり工法)
本事業における外窓の「はつり工法」とは、既存窓のガラスおよび窓枠を取り外し、新たな窓枠を取り付け、複層ガラス等に交換する工事を指します。
補助額(戸建・低層集合住宅):1製品あたり(小)46,000~91,000円/(中)69,000~136,000円/(大)92,000~183,000円
補助額(中高層集合住宅):1製品あたり(小)62,000~112,000円/(中)101,000~181,000円/(大)148,000~266,000円
⑤ドア交換(カバー工法)
本事業におけるドアの「カバー工法」とは、既存ドアについて枠を残して取り除き、既存枠の上から新たな枠を取り付け、ドアを交換する工事を指します。
補助額(戸建・低層集合住宅):1製品あたり(小)58,000~109,000円/(中)87,000~163,000円/(大)117,000~220,000円
補助額(中高層集合住宅):1製品あたり(小)62,000~112,000円/(中)101,000~181,000円/(大)148,000~266,000円
⑥ドア交換(はつり工法)
本事業におけるドアの「はつり工法」とは、既存ドアを枠ごと取り外し、新たな枠を取り付け、ドアを交換する工事を指します。
補助額(戸建・低層集合住宅):1製品あたり(小)46,000~91,000円/(中)69,000~136,000円/(大)92,000~183,000円
補助額(中高層集合住宅):1製品あたり(小)62,000~112,000円/(中)101,000~181,000円/(大)148,000~266,000円
■ドア交換について
ドア交換・ドアに対する内窓交換については、他の窓の工事と同一の契約であり、それらと同時に申請する場合のみ、補助対象となります。ドア交換のみでは申請ができません。
先進的窓リノベ2025事業の申請はいつからいつまで?
「先進的窓リノベ2025事業」は、2024年11月22日以降に着工した工事が対象となります。契約時期は問いませんが、契約書の日付が着工日以前であることが前提です。
■交付申請期間
(戸別) 申請 | 2025年3月31日~予算上限に達するまで |
(戸別) ワンストップ申請 | 2025年4月28日~予算上限に達するまで |
(一括) 申請 | 2025年5月30日~予算上限に達するまで |
(一括) ワンストップ申請 | 2025年5月30日~予算上限に達するまで |
予算はそれぞれ申請額が上限に達し次第受付終了となりますが、上限に届いていなくても2025年12月31日には受付が締め切られます。
予算に対する補助金申請額の割合は、申請の受付開始後から公式HPで確認でき、申請状況は毎日更新されます。
先進的窓リノベ2025事業の申請方法は?
「先進的窓リノベ2025事業」を活用して補助金を受け取るためには、交付申請が必要となります。
申請の手続きが大変そう、面倒くさそう、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、この事業においては、消費者ではなく施工を請け負う事業者が申請を行います。
事前に支援事業者として登録されていることが前提ですので、工事を依頼する前に、「先進的窓リノベ2025事業」に登録しているかどうかを必ず施工業者に確認してください。
では、消費者(リフォーム工事の施主)が補助金を受け取るまでの流れを見ていきましょう。
1.支援事業者登録をしている施工業者に工事を依頼
2.着工
3.完工・工事費の支払い
4.施工業者へ必要書類を提出
5.施工業者による交付申請手続き
6.交付の決定・通知
7.施工業者から還元される補助金の受取
申請から受け取りまでは、おおよそ2~4ヶ月ほど。
完工後の施工業者からの請求に対しては、補助額を含めた工事費用の満額を支払います。その後、申請を経て補助金が交付されることになります。
補助金は消費者に直接交付されるわけではなく、まず施工業者に交付され、施工業者から消費者へと還元されます。
補助金の交付申請が行えるのは工事が完了してからですが、申請の事前予約が可能です。必要書類の一部を先に提出することで、補助金の予算をあらかじめ確保し、上限到達により完工後に申請ができなくなるような事態を避けることができます。
先進的窓リノベ2025事業の申請に必要な書類
交付申請そのものは施工業者が行いますが、工事を発注する消費者のサインが必要な書類や、消費者自身が用意しなければならない書類もあります。
補助金は予算が無くなり次第終了ですから、要は早い者勝ち。工事も申請も早め早めの行動が肝心です。
そのため、必要な証明書類等を事前に準備しておくことで、申請もスムーズに行えます。
「先進的窓リノベ2025事業」の交付申請に必要な書類は以下の通りです。
・共同事業実施規約
・工事請負契約書
・発注者の本人確認書類
・施工写真(工事前・着工・工事後)
・設置した窓(ガラス)・ドアの性能証明書等
「共同事業実施規約」は、補助金の利用に関して、施工業者と発注者の間で相互に協力すること、想定される補助金額、還元方法についてなどの取り決めを確認するための書類です。「工事請負契約書」とともに、発注者の署名・捺印が必要です。
「本人確認書類」は、運転免許証や住民票などですが、マイナンバーが記載されていると受理されませんので、注意が必要です。
発注者が法人の場合は、商業登記の現在事項証明書等の、法人の実在が確認できる書類と、発注担当者の本人確認書類が必要になります。
加えて、個別申請において補助額が30万円以上の場合は、以下のいずれかが必要です。
・建物の不動産登記事項証明書/建築確認における検査済証/固定資産税の納税通知書又は証明書
また、施工写真や製品の性能証明書等については、施工業者側が用意する書類となっています。
まとめ
「先進的窓リノベ2025事業」は、住宅の省エネ化を推進するために環境省が支援を行う補助事業です。
1戸あたりの補助額は5万円~最大200万円。窓や玄関等の開口部の断熱性能を向上するリフォーム工事が対象となります。
交付の申請期間は2025年4月より順次開始し、予算の上限に達するか2025年12月31日までに受付が終了します。
補助金の交付申請ができるのは、支援事業に登録された施工業者のみです。申請に必要な書類に関しては、発注者も提出の協力を行います。
補助金の交付は工事の完工後、審査を経て実施されます。
本事業は昨年度も非常に人気があり、今年度においても予算が早期に上限到達することが予想されます。
補助金の活用をお考えの方は、なるべく早めに施工業者へ工事を依頼することをおすすめいたします。
今回の内容を踏まえて、お住まいのリフォームをご検討なさる際には、ぜひプロタイムズ北名古屋店・プロタイムズ春日井中央店へご相談いただけますと幸いです。
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