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【初めての方向け】外壁塗装・屋根塗装の主な塗料と選び方のポイント解説
2025.07.27
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外壁塗装専門店プロタイムズ北名古屋店・プロタイムズ春日井中央店です。
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塗装工事で後悔しないための塗料選びのポイント

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
外壁塗装・屋根塗装において、塗料選びは非常に重要ですが、何の知識も無しに選ぶのは難しいものです。
初めての外壁塗装・屋根塗装をする方向けに、「塗料の選び方」について、主な塗料の種類や性能、塗料選びの際に意識するべきポイントなどを分かりやすく解説いたします。
主要な塗料5種類とその性能について
外壁塗装・屋根塗装において使用される塗料のうち、主成分別に分類した代表的な5種をグレード順にご紹介していきます。
耐用年数については、「このくらいの期間は塗料の性能保持が期待できる」という年数であり、同じ種類の塗料であってもメーカーや製品ごとに差があるため、あくまで目安とお考えください。
■アクリル塗料
グレード:☆☆☆☆★/耐用年数:5~8年程度
主成分はアクリル樹脂。発色が良く、低価格で初心者でも比較的扱いやすいことから、DIYで使用したことのある方もいるのではないでしょうか。
耐用年数の短さから、頻繁に塗り替える必要が出てくるため、現在では外壁塗装・屋根塗装に使われる機会は少なくなっています。
塗膜が硬く、ひび割れしやすいというデメリットもあります。
■ウレタン塗料
グレード:☆☆☆★★/耐用年数:5~10年程度
主成分はウレタン樹脂。アクリル塗料に次いで安価な塗料です。密着性が良く、様々な形状や素材に対して塗布が可能です。弾性を持ち、ひび割れしにくいという特徴もあります。
紫外線に弱く、耐久性はそこまで高くありませんので、「1回の塗装で長持ちさせたい」という方には不向きです。
そのため強い日差しを受ける外壁や屋根の塗装ではあまり採用されませんが、ベランダなどの防水部ではよく使われています。
■シリコン塗料
グレード:☆☆★★★/耐用年数:8~13年程度
主成分はシリコン樹脂。耐候性や低汚染性に優れており、価格と耐用年数のバランスが取れた塗料です。
コストパフォーマンスの良さもあり、現在の塗装市場では人気No.1の塗料となっています。
デメリットとしては、柔軟性に欠けるためひび割れしやすいという点があります。また、「長持ちする塗料」としては、より耐用年数の長いフッ素や無機の塗料が存在しています。
■フッ素塗料
グレード:☆★★★★/耐用年数:13~18年程度
主成分はフッ素樹脂。ハイグレードに分類される塗料で、優れた耐候性で外壁や屋根を紫外線・雨・汚れなどから長期間守ります。表面の艶もシリコン塗料より長持ちするとされています。
塗料の中でも高価なので、1回の工事費用はどうしても高くなってしまいますが、塗装のメンテナンスサイクルを延ばすことができるので、長期的なコストパフォーマンスは優れていると言えるでしょう。
その他のデメリットとしては、シリコン塗料同様、ひび割れがしやすいことや、再塗装の際、塗料が乗りにくくなることなどが挙げられます。
■無機塗料
グレード:★★★★★/耐用年数:15~25年程度
主成分は炭素を含まない無機物。有機物である樹脂成分は、紫外線によって徐々に劣化してしまいますが、無機塗料はその割合が低いため、他の塗料よりも長い耐用年数を実現しています。
さらに、カビや苔が発生しにくいので美観性を長く保つことができ、不燃性にも優れています。
無機塗料のデメリットとしては、まず価格の高さが挙げられます。なるべく工事費用を抑えたいとお考えの場合には、選びづらい塗料です。
弾性が低く、扱いが難しいことから、施工に技術が求められる塗料でもあるため、業者選びの際には十分な施工実績があるかが大事なポイントになります。
塗料選びのポイント:ライフプラン
■ライフプランから選ぶ
外壁塗装・屋根塗装を検討する際に重要視すべきポイントは、ずばり「あと何年この家を維持したいか」です。
「まだ子どもも小さいし、この先数十年住み続ける」という方。
「いずれ子世代にこの家を引き継ぐつもり」という方。
「10年以内には売却も検討している」という方。
「自分も高齢になってきたし、今回で最後の塗装にしたい」という方。
ライフプランは人それぞれ。そのため、一概に「一番人気だからこの塗料を」とは言えません。
10年おきにこまめに手を入れておきたいという方や、10年以内に家を手放す可能性が高いという方の場合は、あまり高機能な塗料を使うのはもったいないので、お手頃価格のオーソドックスなシリコン塗料などが一番の候補になるでしょう。
まだまだ長く住み続けていく家ならば、多少予算をオーバーしたとしても、できるだけ耐用年数の長いものにして、今後の塗装回数を減らすようにした方が、結果的には経済的です。
外壁と一緒に屋根も塗装する場合には、次の塗装の時期を揃えるように塗料を選ぶことが重要です。
屋根の方がどうしても劣化の進みが早くなりますので、屋根だけ塗装した数年後に今度は外壁、となると、そのたびに20~30万円の足場費用が掛かることになります。
そのため、外壁と屋根は一緒にメンテナンスをする方が絶対にお得です。
屋根の塗料は、外壁と同じだけ長持ちするように選んだ方が、余分な足場費用を掛ける必要がなくなりますのでおすすめです。
塗料選びのポイント:機能性
■機能性から選ぶ
同じシリコン塗料やフッ素塗料の中でも、製品によって様々な機能を持った塗料があります。
そのため、耐用年数や価格以外にも「塗料の機能性」から考えるという手もあります。
・ラジカル制御
ラジカル制御型塗料、縮めて「ラジカル塗料」とも呼ばれます。
「ラジカル」とは、紫外線などによって化学反応が起きて発生する原子や分子のことで、塗料に含まれる樹脂や顔料を劣化させてしまいます。
このラジカルの発生を抑制する機能を持たせた塗料は、そうでない塗料よりも耐候性が向上します。
たとえば、「通常のシリコン塗料」と「ラジカル制御型シリコン塗料」なら、ラジカル制御型の方がより長持ちすると期待できます。
・防カビ性、防藻性
川や水田が近い、隣家との距離が近く日が当たりにくい面がある、といった家の場合は、カビや苔などにお悩みの方も多いことでしょう。家の美観性を損ねるだけでなく、建材の劣化を早めたり、健康への悪影響といった問題もあります。
そうしたカビ類の繁殖を抑える機能が防カビ・防藻性です。一口に防カビ塗料と言っても、性能にはバラつきがありますので、「どのくらいの数の菌類に効果があるのか」を重視して選ぶことをお勧めします。
また、塗料に添加するタイプの防カビ剤もありますので、気になる方は施工業者へ問い合わせてみてください。
・遮熱性
高日射反射率を持つ塗料を「遮熱塗料」と呼びます。日射反射率とは、太陽光の熱エネルギーをどのくらい反射するかの指標です。
この機能によって、塗装面の温度上昇を抑えて、室内へ伝わる熱を減らすことで省エネ効果が期待できるという塗料です。
特に、太陽光の影響を強く受ける屋根においては、高い効果を発揮するとされています。
・意匠性
「外観にこだわりたい!」という方には、意匠性の高い多彩模様塗料などもおすすめです。
外壁用の一般的な塗料は、いわゆるベタ塗りが基本ですが、多彩模様塗料の場合は、細かいチップ等を混ぜて仕上げることで天然石のような複雑な風合いを持たせることができます。
プロタイムズ北名古屋店では、住まいの無料相談や、塗料選びについてのご相談などを受け付けています。
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外壁塗装・屋根塗装で後悔しないためには、「塗料選び」で失敗しないことが重要です。
この記事が皆様の塗料選びに少しでもお役に立てていれば幸いです。
外壁塗装・屋根塗装をお考えの際には、プロタイムズ北名古屋店・プロタイムズ春日井中央店をぜひご検討ください。
無料相談、無料建物診断も受け付けておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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