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長持ちする外壁塗装とは?乾燥時間の重要性
2025.12.20
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外壁塗装専門店プロタイムズ北名古屋店・プロタイムズ春日井中央店です。
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外壁塗装の乾燥時間について解説

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
せっかく外壁塗装をするなら、なるべく綺麗に長持ちさせたいとお考えの方は多いはず。
外壁塗装を綺麗に仕上げて、長持ちさせるための重要な要素のひとつが「塗料の乾燥時間」なのです。
この乾燥時間が塗装の仕上がりにどう影響するのか、業者選びのポイントと合わせて解説します。
外壁塗装における乾燥時間とは

外壁塗装には、下塗り・中塗り・上塗りと塗料を塗り重ねていく工程があることはご存じの方も多いのではないでしょうか。
塗っては乾かし、塗っては乾かしの作業。この塗料を塗り重ねる工程と工程の間に必要なインターバルの長さを「乾燥時間」と呼びます。
塗料には、各メーカーによって標準施工仕様というものが定められており、塗装の各工程にどのくらいの間隔(インターバル)を空けなければいけないかも、塗料ごとに決まっているのです。
上塗り材で言えば、1㎡あたりの塗布量が決まっており、それを2回(中塗り・上塗り)に分けて塗膜の層を作りながら塗布します。
なぜかと言うと、塗った後にしっかりと乾燥させることで密着性が高まり、十分な厚みを確保することで塗料本来の性能を発揮できるようになるからです。
接着剤やプラモデルの塗装、爪のマニキュアなども、綺麗に密着させるためには「良く乾かす」必要がありますよね。外壁や屋根の塗料も同じです。
どんなに性能の良い塗料を使用しても、正しい仕様を守らずに施工すれば、数年のうちに不具合が起きてしまいがちです。
面積に対して決められた量の塗料を、決められた乾燥時間を守りながら丁寧に塗布することで、美しく、耐久性のある外壁に仕上がります。
■どのくらいの乾燥時間が必要?
下塗り材でだいたい2~4時間程度、上塗り材で3~5時間程度は必要です。中にはもっと長い乾燥時間が必要なものもあります。
使用する塗料によって乾燥時間は異なり、たとえば水性塗料と溶剤塗料では、溶剤塗料の方が揮発性が高いため早く乾燥します。
塗料ごとの正確な時間を知りたい場合は、塗料メーカーのホームページや塗料のパンフレットを確認してみましょう。
「乾燥時間」や「施工間隔」の欄を見ると、「○時間以上△日以内」のように記載されています。
何日以内に、という規定があるのは、塗装の工程と工程の間が開きすぎると、塗膜に汚れ等が付着して仕上がりに悪影響が出るため、日にちを空けすぎてもいけないからです。
■乾燥時間は気温や天候にも左右される
雨が降っている中では塗装作業は出来ない、というのはなんとなくお分かりいただけるかと思いますが、気温や湿度も重要な条件となります。
標準施工仕様には、「気温25℃の場合」のように書かれていることがあります。
同じ塗料でも、気温が高ければ早く乾き、気温が低ければゆっくりと乾きます。また、湿度が高いと空気中の水分が多いために乾燥には時間がかかります。
そのため、乾燥時間は常に一定ではありません。
湿度の高い時期や、気温の低い冬場などは、通常よりも長めの乾燥時間を必要とします。
塗料を確実に乾燥させるためにも、天候等を考慮に入れ、余裕を持った作業スケジュールを組む必要があります。
■乾燥時間を守らないとどうなる?
乾燥時間が足りないと、密着性が悪くなり、表面がベタついて汚れやすくなったり、色ムラが出たり、膨れや剥がれといった症状が起きやすくなります。
しかし、工事中に塗料が十分に乾燥しないまま作業を進めてしまったとしても、すぐに不具合が現れるとは限りません。
完工後はきれいに仕上がっているように見えたのに、2,3年後に塗膜が膨れたり、ひび割れたり、剥がれたりして、その時には施工業者に連絡が繋がらなくなっていた、という事例もあります。
15年は持たせるはずが、5年も経たないうちに再塗装する羽目に…なんてことにならないためにも、業者選びは慎重に行うことをおすすめいたします。
工期から分かる優良業者の見分け方
外壁塗装における「乾燥時間」の重要性はご理解いただけたかと思います。
ここで次に考えたいのは「標準施工仕様をきちんと守ってくれる優良業者」をどうやって探すか?ということです。
お家の塗り替えを検討する際、複数の業者で相見積を取られる方も多いですが、「それぞれの言っていることがバラバラで迷ってしまう」という声をよく耳にします。
そこで、優良業者を見極めるポイントのひとつに「工期(工程表)」というものがあります。
■極端に工期が短い業者に要注意!
相見積の中で、他社より断然お値打ち価格な業者が1社あったとします。そういう業者は往々にして「うちは1週間で足場が外せます!」など、工期の短さを売りにしている場合が多くあります。
外壁塗装や屋根塗装は、基本的に職人による手作業で成り立つものですので、工事費用の多くを占めるのは人件費です。
材料費などの固定費は変えられませんから、どこよりも安い見積もりにするためには人件費を削るしかありません。
1日当たりの工程を詰め込んで職人の拘束日数を減らすことで工期を短縮し、大幅に安い見積もりを出すことができるというわけです。
家が足場に囲まれている期間は、住んでいる側からすれば不便も多く、工期が短いことは施主にとってもメリットのように感じられるかもしれません。
しかし、「早い安い」が良い業者、というわけにはいかないのが、塗装工事なのです。
工程を詰めるということは、すなわち「塗料の乾燥時間が十分設けられていない」ことに繋がるからです。
他にも、「コーキングの打ち替え作業」「下地の補修」「ベランダの防水工事」など、よくよく見ると実はいろんなものが省かれているせいで他より安かった、という場合もよくあります。
■工程表を確認する
塗装工事の見積もりを取ったら、「この内容だと工期はどのくらい掛かりますか?」と確認してみましょう。
一般的な戸建て住宅で外壁塗装をする場合、平均的な工期は2~3週間。
「1週間」や「10日以内」と言われたら、かなりタイトなスケジュールだということ。
その場合は、「工程表を見せてください」と頼んでみましょう。
外壁塗装工事の基本的な流れは、足場組み→高圧洗浄→コーキング作業→補修作業→下塗り→中塗り→上塗り→点検・手直し・清掃→足場解体となります。
1日1工程ずつ進めると9日掛かる計算となり、少なくとも1週間では収まらないことが分かります。
家によっては、例えば足場に干渉する波板やフェンスの脱着作業、雨樋など付帯部の塗装、ベランダの防水工事などがあれば更に日数が増えます。
期間中に急な雨で作業が中止になることもありえるため、工程には予備日を設けておくことが一般的です。
短い工期を実現するためには、何かの工程を省略するか、どこかで1日に2工程、3工程と詰め込まなければいけないということです。
どんなに工事費用が安かったとしても、工期を無理に縮めていたのでは、百害あって一利なし。
現場の職人にしわ寄せが行き、時間に追われることで作業が雑になったり、本来必要な手順を省いてしまったり、塗料の乾燥が不十分になったりして、結果的に不良施工に繋がってしまう可能性は否めません。
プロタイムズ北名古屋店では、相見積のご相談や建物診断などを無料で受け付けています。
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