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【汚れが目立たない×おしゃれ】グレー系の外壁5選
2025.05.29
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外壁塗装専門店プロタイムズ北名古屋店・プロタイムズ春日井中央店です。
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汚れを目立たせたくないならグレー系の外壁がおすすめ!
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
外壁塗装について、「汚れが目立たなくておしゃれな雰囲気の家にしたい!」
そんな方におすすめなのが「グレー」カラーです。
グレーだとどうして外壁の汚れが目立ちにくいのか?の解説から、実際の施工事例をご紹介しつつ、グレー系のお家の魅力についてまとめました。
外壁をグレーにすると汚れが目立ちにくい理由
■外壁につく汚れとは
まず、「外壁が汚れてきたな…」と感じる主な原因とは何か?
・排気ガスや黄砂、砂埃
車社会の愛知県。交通量の多さは全国でもトップクラスです。
毎日の排気ガスや舞い上がる砂埃によって、経年と共に家の外壁は少しずつ汚れが蓄積していきます。また、換気扇などの排気口の周りも油分が付着しやすく、外壁を汚しやすいです。
そして他にも厄介なのが、春に大陸から飛んでくる黄砂です。
黄砂とは、東アジアの砂漠などの乾燥地帯から吹き上げられた大量の砂塵のこと。その名の通り、外壁に黄褐色の汚れがつきます。
・カビ、苔、藻類
名古屋港を擁する名古屋市はもちろん、近郊の北名古屋市・清須市・岩倉市・春日井市周辺には、五条川や庄内川など、いくつもの川が流れています。
川沿いに建つ家はどうしても湿気の影響を受けやすく、カビや苔・藻類が繁殖しがちです。
また、こうした汚れは川に面していない家でも、外壁の北面など日の当たりにくい場所に発生します。
住宅街で隣家との距離が近かったりすると、日が差し込みにくいため雨が降ってもなかなか乾かず、地面や壁が湿っている時間が長くなります。そうすると、外壁の塗膜が劣化するにつれ水分を吸収し、カビや苔・藻類が繁殖してしまいます。
緑や黄色、あるいは黒っぽい汚れが外壁に広がります。
・雨垂れの跡、シミ
高圧洗浄機などで外壁を洗い流しても、なかなか取れない汚れが雨垂れや雨染みです。
外壁塗膜の撥水性が低下すると、外壁の凹凸部分や窓枠の周りなどに雨水が溜まりやすくなり、汚れと共に流れ落ち黒い筋状のシミや跡を残します。
建物の美観性を損なうのはもちろん、水分が残りやすくなれば外壁の劣化を早めます。
■中間色を生み出すグレー
外壁をグレーにすると汚れが目立たないのは何故か?そのキーワードは「中間色」です。
中間色という言葉にはいくつか意味がありますが、外壁塗装においては「明清色」と「暗清色」以外の色、という意味で使っています。
色彩について少し解説していきます。
色というのは、白・黒・灰の「無彩色(モノクロ)」と、それ以外の「有彩色(カラー)」に分けられます。
そして「有彩色」のうち、最も鮮やかな色を「純色」と呼びます。赤・青・黄・緑・紫…など、虹の7色のようにビビッドで混じりけの無い色のことです。
絵具を思い浮かべていただくと分かりやすいかと思いますが、純色に白を混ぜるとピンクや水色のような「明清色」、黒を混ぜると紺色や深緑のような「暗清色」になります。
そして、純色に灰色(グレー)を混ぜたものを「中間色」または「濁色」と呼びます。明るい色と暗い色のちょうど中間、くすみがかった色合いです。
外壁につく汚れというのは、だいたいが少し濁りのある中間色にあたる色合いになっています。
そのため、グレーだと色が馴染んで目立ちにくくなるというわけです。
■汚れが目立たないその他の色
グレーはどの種類の汚れでも比較的目立ちにくいと言われていますが、汚れが目立ちにくくなる色は他にもあります。
どんな種類の汚れが気になるかによって、目立ちにくい外壁の色も変わってきます。
・アイボリー、クリーム、ベージュ系
黄みがかった色合いの外壁には砂埃・黄砂などの汚れが馴染むため、あまり目立たないと言われています。ナチュラルで柔らかい雰囲気に仕上がるため、外壁塗装の色としても非常に人気があります。
・ブラウン系
ブラウン系の外壁も、排気ガスや砂埃といった汚れが目立ちづらくなります。また、色の濃い赤土などの汚れも馴染みやすくなります。
温かみがあり、洋風の家にも和風の家にも合う色味です。
・グリーン系
立地や周辺の環境から、苔・カビ・藻類が広がりやすいというお宅には、同系色のグリーンカラーも汚れが分かりにくくなるのでおすすめです。
緑にはリラックス効果があるとされ、植栽などの自然物とも調和する色です。
■汚れが目立ちやすい色
特に汚れが目立ちやすくなってしまう外壁の色には、以下のようなものがあります。
・ホワイト系
「白は汚れが目立つ」。洋服やカーペットなどと同じく、外壁でもやはり一番汚れが目立ってしまうのが白い外壁です。
・ブラック系
黒い外壁も、実は汚れが目立ちやすくなります。白っぽい砂埃や黄砂、カビの緑など、汚れの色が馴染まず浮いて見えてしまいます。
・彩度の高い色
鮮やかな色の外壁は汚れが目立ちやすいと言われています。彩度の高い色は、紫外線や酸性雨の影響によって「色褪せ」しやすいためです。
特に赤、黄、紫系の色は色褪せが早い傾向にあります。
色褪せが進行すると塗膜の防水性も低下するため、汚れも付着しやすくなります。
外壁×グレーの魅力|おしゃれなモノトーンカラー
グレーカラーの外壁というと、地味で暗めな印象になるのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、シンプルだからこそモノトーンは高級感や洗練された雰囲気の演出にも最適で、「お洒落」「スタイリッシュ」といったイメージに仕上げることができます。
弊社で施工した5つの事例をご紹介します。
■グレー系の施工事例5選


塗装色:ウィザードコッパー (アステックペイント)
塗装前はベージュ系で、色褪せや雨染みなど劣化がかなり進んでいました。
暗いグレーに塗り替えて、よりシックな印象になりました。
黄みがかった色合いが特徴的なウィザードコッパー。落ち着いた色ながら、硬質すぎず柔らかい雰囲気が生まれます。


塗装色:ミネラルグレイ×シルキーホワイト (アステックペイント)
塗装前は薄いブルーグレー系で、外壁はチョーキングが進んで塗膜剥離も起きていました。
ウィザードコッパーよりも少し明るく、赤みのあるミネラルグレイ。
アクセントカラーのシルキーホワイトはとても明度が高く、白にもライトグレーにも見えるような色です。
シンプルかつ上品な佇まいで、お施主様も大満足の仕上がりとなりました。


塗装色:チャコール×バーチグレー (アステックペイント)
塗装前はベージュ系のワントーンでした。色褪せや雨染みが目立ち、漏水箇所もありました。
チャコールは非常に濃いグレーで、真っ黒よりもわずかに白が混ざったような色合いです。
複雑な形状の建物を、チャコールと明度の高いバーチグレーで切り返すように塗り分け、よりスタイリッシュでおしゃれな外観に生まれ変わりました。


塗装色:ミネラルグレイ×ニンバス (アステックペイント)
塗装前は白×くすんだブルー系のツートンカラーでした。コーキングの劣化により壁の中に水が入り、下地が腐食している箇所もありました。
赤みのあるミネラルグレイと青みのあるニンバスで塗り分けています。
同系色のツートンカラーにする場合は、より明るい色とより暗い色にした方が差が出ます。
明度の近い組み合わせは、色同士が溶け合ってしまい違いが分かりにくくなりがちですが、このお家の場合は、サイディングの柄がそれぞれ縦方向と横方向で異なる陰影が生まれ、色味の違いもあって2色の差がしっかりと出ています。


塗装色:ガルグレー×スレートグレー (アステックペイント)
塗装前は青みのあるグレーのワントーン。色褪せやチョーキング、クラック等が見られました。
汚れは目立たせたくないけれど、濃い色にして重たい印象になるのが気がかりという方には、ガルグレーがおすすめです。
日差しが当たると白に近い明るさですが、黄みまじりのグレーなので砂埃などの汚れはあまり目立ちません。
こちらのお家はベランダ部分を濃いスレートグレーで塗り分け、帯板の黒と合わせて全体を引き締めることで、すっきりとした印象に仕上がっています。
■グレーが与える印象
色には、それぞれ人に与えるイメージがあります。赤なら情熱的で元気なイメージ、青なら爽やかさや冷静なイメージ、といった具合です。
では、「グレー」にはどんなイメージがあるでしょうか。
落ち着き、控えめ、上品といったイメージが一般的だと言われています。
加えて、ダークグレーならばより洗練された印象や重厚感が、ライトグレーなら清潔感や優しい雰囲気が生まれます。
グレーのお家がおしゃれに見えるのは、こういったイメージも影響しています。
■マッチング自由自在な万能色
外壁の色を決める際には、個人の好みだけでなく周辺環境とマッチするかどうか、という視点も必要です。
グレーは無彩色なので、どんな色と組み合わせても調和する万能カラーとも言われています。
お庭の緑や花の色、周辺の景観などにも違和感なく馴染んでくれます。そのため、色に迷ったときはグレー系から選ぶようにすると、失敗しにくいと言えるでしょう。
■微妙なニュアンスの違いを楽しむ
江戸時代に生まれた「四十八茶百鼠」という言葉があります。この数字は正確な色の数ではなく、「沢山」という意味です。
一般庶民に対し、華美なものや高価なものが規制された時代があった中で、単体では地味な茶色や鼠色に、赤・青・緑など様々な色味を混ぜることで複雑な色合いを生み出し、それを楽しんでいました。
いくつかの色が混ざったような複雑で曖昧な色を、現代では「ニュアンスカラー」と呼びます。
外壁塗装に使われる塗料にも、グレーと他の色を混ぜたニュアンスカラーが何色もあります。グレーと一口に言っても沢山の色味があるのです。
実際に塗装した後も、晴れの日や曇りの日、日の高い昼間から夕方、陽が沈んで外灯に照らされる夜、外壁は様々な色に変化します。
日差しの強さや時間帯によって印象や雰囲気が違って見えることも含めて、住まいの塗装・塗り替えを楽しんでいただければと思います。
汚れに強い外壁塗料を選ぶ
色選び以外で外壁の汚れを目立たせない方法。それは、汚れを寄せ付けにくい性能の塗料で塗装することです。
汚れの目立ちにくい色にしても、汚れが付いていないわけではないので、劣化することに変わりはありません。
低汚染塗料によって、そもそも外壁を綺麗な状態で長く保つことで、メンテナンスの回数も減らすことができ、高いコストパフォーマンスが期待できます。
汚れにくい塗料について解説していきますので、ぜひ、塗料選びの参考にしてみてください。
■低汚染塗料
外壁に汚れを付きにくくする低汚染塗料は、様々な塗料メーカーから出ています。
【アステックペイント】
超低汚染リファインシリーズ、超低汚染プラチナリファインシリーズ など
【エスケー化研】
エスケープレミアムシリコン、エスケープレミアム無機 など
【関西ペイント】
アレスダイナミックTOP、アレスダイナミックMUKI など
【日本ペイント】
パワーオーデフレッシュシリーズ、グランセラトップ など
■低汚染塗料が汚れにくい3つの理由
メーカーごとに独自の技術などが使われており、性能も様々ですが、低汚染・超低汚染を掲げている塗料の多くが有する特徴が3つあります。
・低帯電性
外壁が静電気を帯びると、埃のような汚れが付着しやすくなります。そのため、塗料の成分を工夫し、塗膜の表面に電気を溜めにくくしています。
・親水性
水を弾くのではなく、水に馴染みやすくすることで、雨が降ると塗膜の表面に水の膜が広がり、外壁に付着した汚れを浮かせて洗い流してくれます。これを「セルフクリーニング機能」と呼びます。
・防カビ、防藻性
低汚染性のある塗料には、カビや苔・藻類の繁殖を抑制する成分が配合されていることが多いです。また、外壁に汚れがつきにくいということは、それだけ菌類の養分になるものが少ないということでもあります。
低汚染塗料についてより詳しく知りたい場合は、塗装専門店のショールームに足を運んでみてください。ショールームには各種塗料のパンフレットが揃っており、専門知識を持ったアドバイザーが塗料ごとの違いや細かい性能などを説明してくれます。
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外壁塗装で「汚れを目立たせたくない」と「おしゃれな外観の家にしたい」を両方叶えるグレーカラーについてご紹介しました。
外壁の色でお悩みの方のご参考になれば幸いです。
また、塗装のお見積りを取る際には、そもそも外壁を汚しにくい「低汚染塗料」をぜひ選択肢に加えて検討していただきたいと思います。
プロタイムズ北名古屋店・プロタイムズ春日井中央店では、外壁の色や、塗料選びについての無料相談をお受けしております。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
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